2006年度評議員会報告

日時:2006年9 月15 日(金)18:00-20:30

場所: 岩手大学キャンパス農学部1 号館2F大会議室

出席評議員:上田恵介,尾崎清明,亀田佳代子,唐沢孝一,永田尚志(会計幹事),中村浩志(会長),中村雅彦(事務局長),樋口広芳,藤岡正博,山岸 哲

欠席評議員:江口和洋, 江崎保男, 日野輝明,藤巻裕蔵,綿貫 豊

各種委員会委員長:岡 奈理子, 酒井秀嗣, 平岡 考, 藤田 剛, 百瀬浩

事務局:西海 功(庶務幹事),染谷さやか(事務局補佐員)

監事:堀田昌伸

報告・審議事項

1) 事務局報告

a) 引き継ぎ中の鳥学会関係未整理ダンボールの整理
b) 学会出版物の在庫整理の報告
c) 学会業務委託契約書の更新
d) 会員動向

2) 2005 年度決算報告

3) 2006 年度会計進捗状況の報告

4) IOC日本開催検討委員会答申についての審議

最初に中村会長から以下の2 つの提案があった.
・この評議員会で2014 年IOC 日本開催の可否の決め,総会に諮る予定であったが,評議員の中に慎重論があり,また計画も具体性に欠けるため,今回の総会に諮るには検討不十分と判断した.そのため,今回の総会では2014 年日本開催を検討していることの報告のみとしたい.
・具体的な日本開催プログラム案や経費等を検討し,それに基づいて誘致の可否を検討する新たな検討委員会の設置を提案したい.
これら2 つの提案について審議し,提案が承認された.

5) 各種委員会報告と審議(報告については委員会報告を参照)

☆和文誌編集委員会関連審議
a) 和文誌最新号のJ-STAGE搭載の予算措置として,6万円を計上することが承認された.
b) 和文誌の認証期間を1 年間とすることが委員長から提案されたが,認証期間を2年とすることで承認された.
c) 学会誌の電子アーカイブ化と一般公開にあたり,1989 年以前の論文についても著作権が本会にあるとみなすという告示を,学会ホームページと和文誌55 巻2 号(12月発行予定)に掲載し,異議の申し出を受けつけることが承認された.

☆企画委員会審議
a) 鳥の学校に関するアンケートを和文誌55巻2 号に綴じ込むことが承認された.
b) 男女共同参画学協会連絡会へのオブザーバー加盟が承認された.

☆日本産鳥類記録委員会審議
 2012 年に日本鳥学会が百周年記念を迎えるにあたり,次の鳥類目録第7 版の出版を準備するために,鳥類目録委員会を立ち上げることが承認された.目録委員長には川路則友氏が推薦され,会長が要請することになった.

☆広報委員会審議
 学会ホームページの英語ページを充実させていく必要があり,情報発信力を強化するために新たに委員を一人増員すること,内諾を得ている農環研の天野達也氏を委員に加えることが承認された.

☆用語委員会審議
a) 鳥類学用語集の出版と販売について
 用語集と南千島の鳥類などを販売するにあたり,専用の郵便振替口座を新設することが承認された.鳥類学用語集は,とりあえず350 部販売できると考えて定価を2700 円(暫定)とすることが承認された.

☆英文誌編集委員会審議
a) 編集委員会規定及び投稿規定の改正
 編集委員会規定及び投稿規定の改正が提案され承認された.

6) 2007 年度予算案

a) 選挙費用の赤字削減について
 2007 年度には選挙がある.会長選の立候補者受付の会員への告知を和文誌55 巻2 号に掲載しておこない,さらにHP上でも告知することで,選挙費用の削減を勘案した2007 年度予算案が承認された.

7) 鳥学会開催地予定について

 2007 年度大会日程:熊本大学,9 月21 日24日開催予定
 2008 年度大会開催地は立教大学(大会委員長:上田恵介氏)を予定.