2012年度評議員会報告

期日:2012年9月14日(金)17:30?20:25
場所:東京大学弥生キャンパス 生産・環境新会議室(農学部1号館2階)

出席評議員:江崎保男(会長),藤岡正博,濱尾章二(事務局長),早矢仕有子,日野輝明(和文誌),亀田佳代子(会計幹事),永田尚志,中村浩志(100 周年),西海 功(副会長),尾崎清明,高木昌興(英文誌),上田恵介(IOC),植田睦之,綿貫 豊(基金)

欠席評議員:中村雅彦

各種委員会代表ほか:大迫義人(保護)(監事),亀谷辰朗(記録),酒井秀嗣(企画),和田 岳(広報),柳澤紀夫(目録)

報告・審議事項
1)事務局関係報告
 a) 会員動向
 2012年8月31日時点の会員動向の報告があった.会員数1288名(前年比47名減)である.

2)予算関係報告
 a) 2011年度決算報告(和文誌61巻2号に掲載)
 b) 2012年度予算進捗状況の報告

3)各種委員会からの報告と審議事項(報告内容については委員会報告を参照)
 a) 編集秘書雇用に関する審議(英文誌編集委員会)
 編集に関わる事務作業の負担が大きくなっているため,作業の一部を担う編集秘書の雇用について提案がなされた.編集秘書が担当する作業を整理して英文誌委員長が改めて提案し,評議員メーリングリストで了承が得られれば予備費から執行することで合意した.

 b) 基金運用計画に関する審議(基金運営委員会)
 2011年度元本確定を行って策定された2012年度から2019年度までの基金運用計画について審議を行った.IOC組織委員会へ,パンフレット印刷など宣伝費50万円および秘書の賃金50万円の合計100万円を2013年1月に貸し付ける契約を結ぶことで合意し,基金運用計画および予算案をこの内容で変更することを確認した.

 c) 目録編集委員の任期延長に関する審議(目録編集委員会)
 目録編集委員会の常設委員会化の必要性を目録編集委員と記録委員で検討して評議員会へ提案することが昨年話し合われたが,次版の目録発行へ引き継ぐ資料や手法などについて十分な検討が必要なため,現在の目録編集委員の任期を2013年12月末まで延長することを評議員会として了承した.

 d) 委員交代に関する審議
 英文誌編集委員会では関 義正氏と相馬雅代氏が委員に就任し岡ノ谷一夫氏が退任,企画委員会では植田睦之氏が委員に就任することを承認した.

4)審議事項
 a) 会費滞納者の自動退会時期に関する審議
 会費滞納1年8ヶ月で自動退会としている現在の取り扱いについて,会費催促,学会誌の印刷部数,送付などの経費と労力を節約するため,会費滞納1年で自動退会とすることが事務局から提案された.意見交換の後,会費滞納1年で自動退会とすることを評議員会として了承した.

 b) 2013年度予算案の審議
 予備費15万円を20万円に増額し,IOC組織委員会への貸付100万円を特別会計に計上することを修正した予算案を9月16日の総会に諮ることで合意した.

 c) 2014年度大会開催地についての審議
 2014年度大会を,立教大においてIOCと接続した日程で,上田恵介氏を大会委員長として開催することを評議員会として承認した.IOCとの組み合わせや鳥学会大会としての実施内容をどのようにするかは今後検討する.