鳥学セミナー「鳥の学校第2回:論文を書こ う!」 報告

鳥の学校は、研究の意欲はあるが調査や分析、 論文化のしかたがよくわからないという会員を対象に、日本鳥学会(企画委員会)が開催しているセミナーである。第2回は2005年2月22日(火)から 24日(木)に国立科学博物館附属自然教育園で国立科学博物館との共催で行われた。参加者は23名であった。

内容
講義:論文とはどういう文章か?、論文を書く前に考えること、論文の構成、原著論文の書き方、観察記録の書き方、投稿から査読・受理まで、仮説検証型研究 の進め方、統計的検定の原理

討論:論文を読んでよい点・悪い点を話し合う、参加者の調査結果・論文化計画について話し合う

実習:カラスの音声playback実験、カラスを見て観察記録を書いてみる、統計的検定の演習


講師
濱尾章二(国立科学博物館自然教育園)、植田睦之(NPO法人バードリサーチ代表、Strix編集者)

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鳥の学校は今後も各地で開催する予定である。 案 内は、学会ホームページや学会誌に掲載する
(企画委員会)