日本産鳥類記録委員会活動報告

日本産鳥類記録委員会として,昨年度の報告以降に行った活動は次のとおりである.

  1. 記録僅少種に関して収集した記録の一部を,「日本産鳥類記録リスト(4)」および「日本産鳥類記録リスト(5)」として,日本鳥学会誌53巻2号および54巻1号に掲載した.今後も引き続き記録の収集を進め順次学会誌へ掲載してゆく予定であ る.
  2. 「日本産鳥類記録リスト」は既刊のものの一部がホームページに掲載されているが,未掲載のものも順次掲載してゆく予定である.
  3. 県別など各地域における鳥類目録等については順次収集を進めており,日本鳥学会誌に掲載することを念頭に置いて目録のリストの原稿を準備中である.
  4. 各種機関および個人所蔵の鳥類標本目録のリストアップについては,国内で発表された目録のかなりの部分を収録できたと考えられる段階に達した.これについても,日本鳥学会誌に掲載することを念頭において原稿準備中である.
  5. 記録僅少種の評価の参考資料として,飼育鳥(輸入鳥)の販売逸出状況について情報収集を進めている.

(日本産鳥類記録委員長)