日本産鳥類記録委員会報告

日時:2010年9月18日(土)16:45?17:45
場所:東邦大学理学部5号館5208室
出席者:梶田 学(委員長),亀谷辰朗(副委員長),池長裕史,金井 裕,平岡 考

1)鳥類標本目録リストの発行
 日本産鳥類の分布資料整備の一環として,継続的に収集整理してきた日本国内各種機関等発行の鳥類標本目録については,2009年までの収集分(41文献)を2010年発行の日本鳥学会誌59(1): 92-96.に「日本産鳥類標本目録リスト?附 都道部県別および島嶼別鳥類標本目録リスト?」として掲載した.整理の結果,リストに掲載した標本目録に47都道府県(と南千島),89箇所の離島産の鳥類標本記録が確認された.なお,2009年までに発行されていたにもかかわらず,上記リストから漏れていた目録及び2010年発行の目録については「日本産鳥類標本目録リスト補遺」として日本鳥学会誌60(1)に投稿予定.また,新規に発行されるものがあれば収集整理し,ある程度集積した段階で再びリストとして発行する予定である.

2)日本産鳥類記録リストの作成状況
 当委員会では,国内における記録数の少ない種について,文献記録の収集と整理を行い,収集された記録の中から,過去に約20例以下しか記録が確認できないものを「日本産鳥類記録リスト」として日本鳥学会誌に掲載しているが,2009,2010年には,原稿が完成せず掲載はできなかった.現在,ホオジロ科の種の一部を「日本産鳥類記録リスト(10)」として原稿作成中である.今後も引き続き日本国内の鳥類記録の収集と整理を行い,記録の少ない種については随時まとめて日本鳥学会誌に掲載して行く.

3)その他
 各地の鳥類相に関する文献については収集整理を継続している.日本鳥類目録改訂第6版についての一般および各種機関からの質問には,現在も随時対応しているが,これについては,今後も対応を継続する.また,日本鳥類目録編集委員会からの鳥類分布記録および,その裏付けとなる文献探索などについての問い合わせには,今後も記録委員会独自の作業に優先して対応する.

(日本産鳥類記録委員長)