和文誌編集委員会報告

I.日時:2010年 9月18日(土) 12:30~13:30

II.場所:東邦大学理学部5号館5207室

III.出席者: 濱尾章二(委員長),嶋田哲郎(副委員長)
        植田睦之,岡 奈理子,橋本啓史,渡部良樹
  欠席者: 新妻靖章(副委員長),東 淳樹, 市橋秀樹

IV.報告と協議事項

  1. 日本鳥学会誌編集状況
     定期刊行のための作業手順が確立し,順調に発行されている.第59巻1号は2009年度大会シンポジウム特集を含む総説4,短報1,観察記録7を収録し4月に発行された.2号は原著3,短報2,観察記録4を収録し10月に発行予定である.投稿はここ1年間に29編(特集を含め総説6,原著6,短報7,観察記録10)あった.観察記録が多く,受理可能な原著・短報が少ないという傾向が続いており,機会をとらえて投稿の呼びかけ・査読対応の説明を行っていくことを確認した.
  2. 投稿の手引き改定
     印刷体に掲載(2年に1回)する機会をとらえ,投稿の手引きを改定した.電子投稿が主流となったことに対応し,原稿の体裁の整え方を整備した.
  3. Journal@rchiveへの登載状況
     1~54巻を登載・公開しているJournal@rchiveに,一部の論文が掲載されていないなどの問題について,今年度も事業者JSTへの修正依頼を続ける.
  4. 学会HP内和文誌サイトの管理
     和文誌サイトには1日平均30数件,年間約13000件のアクセスがある.この一年に実施した主な変更は以下の通りである.
    1. 和文誌サイト英語版の公開
    2. 著作権に関する検討を受けて関連ページを設置
    3. 追加登載分のJournal@rchiveに対してリンクを設置
    4. 和文誌と英文誌を横断検索できる目次検索を設置
    5. 新着情報のページの更新をデータベース利用に変更
  5. 図のカラー印刷経費
     モノクロで表現できない重要な情報を含む図で,学術的見地からカラー印刷が必要だと判断される場合には,学会が費用を負担して図をカラー印刷できないかについて意見交換を行い,今後前向きに検討していくこととした.

〔和文誌編集委員長〕