100周年記念事業検討委員会報告(2011年)
1)検討委員会のメンバーと仕事分担
a)100周年記念出版検討関係の仕事:濱尾章二・唐沢孝一・中村 司・西海 功・鶴見みや古
b)100周年記念事業の仕事:中村浩志・加藤和弘・酒井秀嗣・永田尚志・西海 功・樋口広芳・鶴見みや古
2)100周年記念事業
以下のa〜eの事業が計画され,現在準備が進められている.
a)日本鳥類目録 改訂第7版の刊行
数年前より目録編集委員会(委員長 柳沢紀夫)で刊行の準備を進めており,2012年の100周年記念大会前に刊行予定.
b)記念出版
(1)平凡社からの刊行本 「日本の鳥学100年の歩み(仮題)」
ライター:井出徹治(共同通信社)
100周年記念大会前に出版予定
(2)日本鳥学会誌特別号(第61巻)「日本鳥学会100年の歴史」
約40名の執筆者から原稿を得,また学会誌全巻の記事を精査して掲載資料を作成した.さらに,歴史的写真を収集し原稿を整え,昨年の12月に印刷所に入稿した.今後,校正紙を得た後,写真を追加するなどレイアウトを検討し,今年の2012年初夏に出版する予定である.
c)記念式典
2012年100周年大会中日の9月16日(金)午前中に実施.
記念式典実施計画案
(08:45〜09:45 総会)
10:00 記念式典開会
あいさつ(学会長)
IOCプログラム委員等国外の参加者には英語の通訳を2名つける.
10:05 パワーポイントによる「日本鳥学会100年のあゆみと鳥学100年の研究成果」
11:00 来賓祝辞・祝賀メッセージ披露
★外国からの祝辞・祝賀メッセージについては,日本語と英語併記の冊子作成
11:30 閉会
(閉会後から昼休みにかけ東大博物館の100周年記念展示の見学)
d)記念講演とシンポジウム(9月16日の午後)
13:00 開会
あいさつ(学会長)
13:05 記念講演2題(IOCプログム委員の中から2名)
14:30 休憩
14:40 記念シンポジウム「東アジアにおける鳥類の系統と進化」
17:00 閉会
★記念講演とシンポジウム関係の冊子を作成する.
★IOCプログラム委員等国外の参加者には英語の通訳を2名つける.
(17:30 懇親会開始)
e)記念展示
100周年大会中に東大博物館,大会後に国立科学博物館で記念展示を行う.
以下は,12月20日現在の記念展示計画
(1)東大博物館記念展示
展示タイトル:日本鳥学会の100年 JOC100anniversary
展示期間:8月上旬〜9月下旬
展示場所:1階展示室の奥の部屋
共催関係:東大博物館・日本鳥学会・山階鳥類研究所の共催
展示担当責任者:松原 始(東大博物館)
展示内容:現在検討中
★100年の歴史を展示するが,東大博物館の方はより初期に重点を置く.
★展示説明は,日本後と英語を併記する.
★山階鳥類研究所から貸出し展示する資料については,展示の際1点ずつクレジットを必ずつける.
展示費用:東大博物館と日本鳥学会が分担する.
その他:山階鳥類研究所からの資料貸出にあたっては,東大博物館,国立科学博物館,日本鳥学会との間で覚書を取り交わす.
(2)国立科学博物館記念展示
展示タイトル:鳥類研究の歴史と成果 − 日本鳥学会100周年を記念して
展示期間:10月中旬から12月中旬
展示場所:日本館1階企画展示室(24m x 12m)
主催・共催・後援関係:主催−国立科学博物館,後援−日本鳥学会
★山階鳥類研究所は貸出リストをみて,共催にするか後援にするかを決める.
展示担当責任者:西海 功(国立科学博物館)
展示内容:現在検討中
★100年の歴史を展示するが,科博展示の方はより最先端に重点を置く.
★剥製標本,写真などの展示物は,可能な範囲で両館できるだけ同じものを使用する.
展示費用:国立科学博物館が持つ.
3)100周年記念事業予算
記念式典・記念シンポジウム関係外国人招聘費 490,000円
(往復航空運賃・国内宿泊費と交通費)
記念式典および記念講演とシンポジウムの冊子作成費 100,000円
記念式典・記念シンポジウム通訳お礼 20,000円
東大博物館記念展示費用 120,000円
予備費 70,000円
合計 800,000円
★上記の費用は,学会通常会計から出費する.
★日本鳥類目録改訂第7版の刊行費と日本鳥学会特別号(第61巻)の刊行費は,上記とは別会計とする.