目録編集委員会報告(2010年)
日時:2010年9月18日(土)16:45〜17:45
場所:名城大学 共通講義棟 5階 502講義室
出席者:池長裕史,川上和人,西海 功,平岡 考,柳澤紀夫(委員長),綿貫 豊,齋藤武馬
欠席者:山崎剛史
2008年9月に立ち上げられた本委員会は,2012年の日本鳥学会100周年を記念して,「日本鳥類目録第7版」の出版を目的にしている.
1)配列・分類の検討
分類は,綿貫・西海・平岡・山崎・齋藤の分類担当が実施中.
文献調査により,記述内容の変更案の作成を進めている.この作業は2011年中に終える予定である.原案の完成後は,速やかに委員会全体で協議を行ない,第7版に採用する分類体系を決定したいと考えている.
2)第6版のデータについては,Range,Status,Habitatなどのカテゴリー毎にExcelに分解した(山崎).これにより,加筆などの作業の効率化を図っていく.
3)第6版以降の新記録種・亜種の収集
引き続き実施していく(池長).第7版では,現在のところ約100種・亜種程度は増加する予定.
これらのデータを,各県や島嶼担当の協力者に送って,受持ちの区域での記録の有無を聞いている.2010年12月末までに回答を依頼している.
新記録種の記載されている文献を検討し,収録の可否を確定していく.なお,第6版までの記録については,再確認の検討済みである.
4)第6版に収録されている種についての原稿執筆は川上が,プラスされる新記録種については池長が担当.
5)その他
・地域・島嶼名の,英名・ローマ字名などについて,鳥の日本名・英名・ローマ字名などについて,さらに目録で使用する記号の内容などについても検討している.
・今後のスケジュールを確認している.2011年秋までに種類数の少ない目を用いてサンプルを作成し,評議員会へプレゼンテーションを考える.それに伴って印刷費用などの見積りを検討する.
(目録編集委員長)