和文誌編集委員会報告

I.日時:2013年 9月13日(金)

II.場所:名城大学

III.出席者:
  欠席者:

IV.報告と協議事項

  1. 日本鳥学会誌発行状況
     2013年第62巻は予定通り,1号は4月に,2号は10月に発行された. 1号は,原著4,短報5,観察記録5を収録し,2号は,原著3,短報1,観察記録7を収録した.また,書評6件,詩碑2件(吉井正氏・小林英司氏),100周年記念式典関係記事などを収録した.
  2. 日本鳥学会誌編集状況
     2013年1月1日から2013年12月31日までに受け付けた投稿状況および前年からの繰り越し分を含めた原稿の編集状況は以下のとおりである.良質な論文を投稿いただいた投稿者の皆さんに感謝する.表に含まれないものとして,投稿されたものの,データの不足や学術論文として意義が不十分との理由で受け付けることができなかった論文が2件あった.

     

    2013年分

    前年から繰り越し分

    受理

    却下

    審査中

    投稿

    受付

    総説

    4

    4

     

    0

    0

    4

    原著

    10

    9

    2

    5

    1

    5

    短報

    10

    9

    1

    3

    3

    4

    観察記録

    13

    13

    6

    12

    0

    7

  3. 大会期間中の論文作成相談室
     和文誌編集委員会では,投稿を予定されているアマチュア研究者の方を対象に,論文作成相談室を設けているが,これまで利用者がほとんどなく機能していなかった.そこで,この制度を積極的に利用していただくために,大会期間中に論文作成相談の場を設ける試みを今年度から始めた.その結果,3名から相談の申し出があり,委員がそれぞれ対応した.アマチュア研究者の論文投稿の促進が期待されることから,来年度以降も継続していく予定である.
  4. J-stage搭載電子版のアクセス
     J-stageにおける1年間の和文誌掲載論文の全文PDFアクセス件数は1万1千件を超え,増加傾向にある.国別内訳では,国内と北米がともに約5千件強で全体の95%を占めており,特に最近では北米からの件数が国内からの件数を上回った状態が続いている.

〔和文誌編集委員長〕