ORNITHOLOGICAL Science
Volume 2 Number 1 January 2003
目次
特集 種子分散の生態学
上田恵介:はじめに p.1
小南陽亮・佐藤 保・竹下慶子・真鍋 徹・遠藤 晃・野間直彦:照葉樹林における果期,果実サイズ,生育型に基づく鳥散布植物の類型:果実と鳥の相互作用の保全につながる解析
p.3
高野瀬洋一郎・紙谷智彦:
中部日本の温帯林における多肉課植物の結実フェノロジーと果実食鳥類の季節対応
p.25
林田光祐:
ホシガラスによるハイマツの種子散布
p.33
福井晶子:
果実食鳥類の種子体内滞留時間(SRT)を左右する果実の特徴
p.41
Rakotomanana, H.・日野輝明・神崎 護・森岡弘之:
マダガスカル降雨林においてマミヤイロチョウ
Philepitta castanea
が低木の更新に果たす役割
p.49
原著論文
藤田祐樹・川上和人:
セイタカシギおよびサギ類8種の歩行における首振りのパターン
p.59
田嶋一善・中村雅彦:
給餌貢献の操作に対するつがい相手の反応:ツバメの負荷実験
p.65
短報
永田尚志・Sodhi, N.S.:日本産ウグイス科5種における血液内寄生虫の低感染率 p.73