ミニシンポジウム

「島の鳥」

口頭発表の一部として、9月24日(月)午前に、公募型のミニシンポ「島の鳥」を企画いたします。これは、大会シンポジウムと連動する形で、島という環境に着目して行われている様々な研究に関心を深めていただくことを目的としています。発表時間は他の口頭発表と変わりませんが、最後に議論の時間を設定する予定です。皆さんの積極的なご参加をお待ちしております。

テーマI. ここに地終わり、海始まる(コーディネーター 川上和人)

離島調査には障害がつきまとう。無人島の踏査、観察困難な海鳥、桁数の多い請求書。このため離島鳥類の生態は謎に満ち、それ故にロマンの香りが漂う。博物学的知見から、最新機器による調査まで、伊豆・小笠原諸島を中心に心躍る島嶼研究を紹介。No Adventure, No LIFE!


テーマII. 島状に分布する鳥の系統地理 (コーディネーター 西海功)

島や高山に代表されるような孤立した生息地に飛び地状に分布する鳥の個体群間の関係について、主に遺伝的な手法でアプローチした研究を紹介し、系統地理学のこれからの方向性について議論したい。