内容:最近,安定同位体比分析を利用した鳥類の研究を見かける機会が多くなり,分析の外注も可能となっています.安定同位体比分析は,動物の食性や利用場所の解明,時には恐竜の体温の推定にも利用されています.本講習会では,この手法がどのようなもので,何を調べると何が分かるのか,鳥類研究での活用事例などを解説します.名城大学の安定同位体比分析施設において,分析の見学も行います.また,外注・機械共同利用のやり方等についても触れます.参加をご希望の方は,下記の申込先までメールでお申し込みください.定員に達し次第,締め切らせていただきます. |
定員:30名程度 会場:名城大学天白キャンパス 共通講義棟南403講義室 参加申込・問合せ先:東 淳樹(azuma@iwate-u.ac.jp(鳥学会企画委員会),@を半角に直して送信してください) 参加申込締切:8月31日(土) ・ 参加者は日本鳥学会会員に限ります.非会員の方は開催までにご入会ください. ・ 消耗品等の実費として数百円を負担いただきます. |
10:00 趣旨説明 (企画委員:(独)森林総合研究所 川上和人) 10:10 1.同位体分析の概略と名城大導入機械の説明 (名城大学 橋本啓史、風間健太郎) 10:30 実験見学 (実演・説明:橋本啓史、風間健太郎) 11:30 2.同位体分析の原理と必要な試料処理・設備および費用 (国立極地研究所 伊藤元裕) 12:00-13:00 昼食 13:00 3.同位体を用いた生態学・ 環境学研究の過去・現在・未来 (滋賀県立琵琶湖博物館 亀田佳代子) 14:00 4.明日から同位体分析を始めるために(質疑応答形式) (回答者:亀田、伊藤、橋本、風間) 14:30 実験データ回収・グラフ化 (名城大学 風間健太郎) 15:30頃 終了 |