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巻頭言
2005年度大会から
自由集会報告
会員の声
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日本鳥学会広報委員会の誕生と、「鳥学通信」の創刊について日本鳥学会広報委員長 百瀬 浩
2005年9月18日に行われた日本鳥学会2005年度総会で、学会の会則と委員会規定の一部を改訂して、ホームページ(以下HP)委員会の名称を広報委員会と改め、その活動内容も刷新することが承認されました。 |
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猛禽類保全における基礎研究の重要性(2005年度大会シンポジウムでの、梶田さんのコメントへの回答)百瀬 浩(中央農業総合研究センター)
今年(2005年)の日本鳥学会松本大会では、「渡りをする猛禽類の生態と保全」というテーマでシンポジウムが行われました。私は講演者の一人として「サシバ Butastur indicusの生
息環境について」というタイトルで講演を行いました。 |
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「オオタカの先行型保全手法の開発」工藤琢磨(森林総研・北海道)・遠藤孝一(オオタカ保護基金)・中島友彦(GOS企画)
開催目的
本自由集会の目的は、森林総合研究所とオオタカ保護基金が、平成16年度から環境省の予算で進めている「オオタカの先行型保全手法の開発に関する研究」の、研究の目的と概要、そして平成16年までに出された成果について発表することであった。次いで、我々の発表内容をたたき台にして、先行型保全手法の内容や問題点について、議論するとともに広く意見を伺うことであった。 研究目的
希少種であるオオタカは里山の食物連鎖の頂点に立つため、他の動植物に優先 して保全すべき種とされている。しかし、開発などに伴う生息地の消失により個体数が減少しており、絶滅の危機に瀕している。新・生物多様性国家戦略においても、オオタカ等の猛禽類保護は主要テーマになっており、特にオオタカについては地域個体群保全の検討を進めることとされている。従来のオオタカの保全対策は、開発行為に際して開発予定地に生息する個体をいかに保護するかが中心であった。そのため、開発予定地でオオタカの保護と開発のどちらを優先すべきかが社会問題となることが多い。しかし、あらかじめ保全すべき生息地を指定できれば、開発計画の立案段階でオオタカとの競合を避けることが可能となる。オオタカ個体群の安定的な存続を保証し、絶滅を回避するためには、オオタカの広域的な生息状況を明らかにし、各生息地の重要度にもとづいて保全すべき生息地を指定する必要がある。本課題では、地域レベルでのオオタカの生息数と生息地の分布を推定するとともに、遺伝的多様性からみた各生息地の保全上の重要度を明らかにする。そしてこれらの結果より、優先的に保全すべき生息地を抽出する先行型保全手法を開発することを目的とする。 研究の概要
(1)環境解析によるオオタカの生息地と生息数の推定 オオタカの生息密度が高く、開発行為と競合することが多い北海道と関東地方に調査地を設け、その中のオオタカの営巣場所と行動圏を明らかにする。これらのオオタカの繁殖情報に基づいてオオタカの生息環境を解析し、生息環境モデルを構築する。このモデルを用いて、北海道全域と関東地方の潜在的な生息地を図化する。潜在生息地において実際の生息状況を調査することにより、モデルの検証と改良を行い、最終的に両地域におけるオオタカの生息数と生息地の分布を推定する。 (2)オオタカの遺伝的多様性の解明 北海道と関東の地域集団において、マイクロサテライト及びミトコンドリアDNAを用いた遺伝解析を行い、各地域集団の持つ遺伝的多様性と、地域集団間の遺伝的分化を測定する。これによりオオタカの地域集団間での遺伝的な交流の頻度を推定する。 オオタカに衛星通信型発信器を装着することにより、オオタカの長距離移動を明らかにする。 (3)オオタカの先行型保全手法の開発 以上の結果より、オオタカの絶滅を回避し、遺伝的多様性を保全する上で優先的に保全すべき地域を抽出する手法を開発する。さらに、地域個体群保全の考え方に基づき、開発された手法を取り込んだ総合的な保全対策を提示する。 平成16年度までの成果
北海道と関東地方のオオタカの生息地の分布を推定、図化するために、生息環境モデルの構築に必要な環境情報を整備し、生息環境モデルを重回帰分析によって試行的に構築した。一辺が5kmのメッシュあたりのオオタカの営巣数を従属変数とし、各メッシュの森林面積、市街地面積、開放地に接する林縁長、傾斜が0〜10度の面積を独立変数とする重回帰分析の結果、北海道については、決定係数は0.15と低く、モデルのあてはまりは良くなかった。一方、関東地方については、決定係数は0.64と比較的高く、モデルは良いあてはまりを示した。生息環境モデルによると北海道では、帯広、根釧、苫小牧地域が生息密度の高い地域として示された。一方関東地方では、栃木県から千葉県北部にかけての地域、長野県の一部、富士山周辺が生息密度の高い地域として示された。ただし、両地域ともに山岳地帯に生息するオオタカの営巣地の情報が不足しており、今後これを補い解析に用いる必要がある。 自由集会での議論 モデルの構築法についてはいくつかのアドバイスをいただいた。しかしながら、我々が、議論したかった優先的に保全すべき生息地の抽出法については、特に新しい情報は得られなかった。また不足している山岳地帯でのオオタカの営巣地情報についても、提供者は現れなかった。 「第2回 音声データによる鳥類のモニタリングADAM (Acoustic Data for Avian Monitoring) −夜の鳥をモニタリングする」石田 健(東京大)・松岡 茂(森林総研・北海道)
2005.9.19 16:30〜18:30 信州大学総合教育センター
石田intro 今日の話題、 Ivory-billed Woodpecker再発見の報と、批判、録音記録による再反論の紹介。 参考URL http://www.birds.cornell.edu/brp/Popup.html 話題1:早矢仕有子(はやし・ゆうこ 札幌大学) Talk
Master(語学教材として販売されている)を1台使って、シマフクロウの営巣記録をとった。録音自体はかすかな音が多いが、研究者にとっては利用価値大。繁殖場所の候補地は知っているので、自分が全部行けない(時間がない)場所の確認をとれる。 http://suntac.jp/voicelab/talkmaster_top/tm_top.php
http://suntac.jp/voicelab/talkmaster2_top/tm2_top.php 話題2:高木昌興(たかぎ・まさおき 大阪市立大学) ダイトウコノハズクの個体群動態の解明、希少種にリスクを与えずに個体数を数え
ることが目的 個体差が確認できるための3条件、 音声サンプル:ダイトウコノハズクの声
QuickTime file (stereo, 928Kb; Windowsの場合、QuickTimeをhttp://www.apple.co.jp/quicktime/からインストールして再生ください)
個体判別に一般的に必要十分な鳴き声の回数を求める。できるかぎり多く、同一
個体の声を集める必要がまずある。対象集団の中での重複率を査定したい。繁殖ステージによる声の違いはあるか?その他、誤差範囲を明らかにしておく必要がある。 地域(島)ごとの変異についても分析した。acoustic
adaptation hypothesis (音声適応仮説)の検証をしたい。Ibis 139, 152-158などで、開けた都市では高め、森林では低めの声がよく通る傾向が指摘されている。ただし、気象条件などによって有利さは異なり仮説に対して否定的な結論、単なる方言(系統起源)かもしれない。山原、西表、南大東の15個体ずつ、ホ・ポロのタイプだけでとりあえず比較。樹形解析したところ、西表、南大東の大部分の個体が固まる。山原の声はちらばる。 http://www.oldbird.org/ 受付日2005.10.24
「愛知県渥美半島大山での陸上自衛隊ヘリコプター訓練問題を考える」渥美自然の会 大羽康利
猛禽類・小鳥類の重要な渡りの経路となっている愛知県渥美半島・渥美山塊の最高峰「越戸大山」山頂(328m)に陸上自衛隊航空学校(三重県小俣町)のヘリコプター場外離着陸訓練場(ヘリパッド)を計画していた。防衛庁は地元市町の首長と「覚書」を交わし「地域の理解を得られた」として、05年10月1日より使用可能な状態とした。(10月19日現在、訓練は行われていない。) ・ヘリコプター訓練が鳥類に与える影響を、万人に納得して貰えるよう科学的データの一層の積み上げが必要。 ・ハイキングコースの利用により、より多くの人が訪れ声をあげるように。 ・ヘリコプター訓練は両生類、爬虫類、昆虫などに影響を与えないのか。 ・全国的に重要な場所と認めさせる必要がある。渥美山塊をIBA (Important Bird Area) に出来ないか、検討中である。 ・国定公園特別地域における訓練について、環境省や愛知県がノーと言えなかったのか。 ・厳正自然環境保全地域にするなど、地域の全体計画や長期展望が必要ではないか。 等がある。三重県に住み陸上自衛隊航空学校に詳しい方から「自衛隊は地元の苦情を一番気にしており、法的にはクリアされていても市街地等での訓練ができないでいる例は多い。どしどし騒音などへの苦情を出せば良い。」とのアドバイスもあった。 「死体鳥類学実習」川上和人・川口敏・江田真毅・山崎剛史・藤田祐樹・臼田隆行・梶田学
2004年9月18日26:00,奈良市.「そうだ,実習をやろう」主催者7人の気持ちが一つになった. 同日夕刻に行った形態学の自由集会は予想以上の反響で迎えられた.形態に 興味のある人間がとても多いことを実感できた.しかし,その一方で座学での集会には限界も感じざるを得なかった.やはり鳥の死体を直接あつかわずして,形態の持つ魅力は充分に伝えられない(写真1).『死体鳥類学実習』の開催は決まった. 生物の形態は,系統を反映しつつ生態の影響を受けて形成される.同時に,形態は生態を制限する要因となる.それならば学会員が形態に興味がないわけはない.きっとみんな死体に触れたくてしょうがないに違いない.この実習の目的は,これまで死体を触るチャンスがなかった死体初心者に,研究資源としての死体から情報を引き出していく喜びを伝えることであった(写真2). 翌年の大会開催場所は信州大学だ.早速大会会長となる中村浩志先生に打診 する.実習企画はイレギュラーだ.大会を運営する立場では,負担になるはずである.しかし中村先生は快く背中を押してくれた.「面白そうだね.やってみるといいですよ」大会事務局の植松永至氏も協力を約束してくれた.「わかりました.実習室を用意しておきます」9人の気持ちが一つになった. 2005年8月29日,参加事前予約開始.翌月16日の大会開催までに12名から予約が入った.「よかった.主催者よりも参加者の方が多い」関係者が安堵する.21人の気持ちが一つになった. 2005年9月17日,実習開始を前にして参加希望者は募集人数の50名を超えた.メスを使うため,安全を期して人数を制限せざるを得ず,多くの参加希望者をお断りすることになった.主催者にとって,参加希望者を追い返すのは,勇気がいる.一度デートを断った相手はもう二度と振り向いてくれないかもしれない.しかし,実習を円滑に進めるためにはやむを得ない対応だった.ごめんなさい,本当にごめんなさい.59人の心は一つになったが,お断りした方とは心がバラバラになってしまったかもしれない.二股がバレてフラれた時ってこんな気持ちなのかなと思って少ししんみりした. 同日18:30,実習開始.参加者の目の前に並ぶ25種の死体.フクロウ,アナドリ,アマツバメ,ムナグロ,ツツドリetc.,形態を比較するため,様々な分類群の死体が用意されている.5人1組で1つの死体を扱う.感染リスクを下げるためのマスクとグローブで,誰が誰かよくわからなくなる.参加者の熱気で実習室はヒートアップする.いよいよ死体の時間の始まりだ. 外部形態を観察する.羽毛の構造に進化の歴史をかいま見る.舌骨を手に取 る.採食行動が形態に与える影響に驚愕する(写真3).大胸筋を除去して,露出した小胸筋を見る.ササミのあっさりした味を思い出す.内臓を展開し,内部生殖器に対面する.実は異性だったと気づき,少し頬を赤らめる.切断した各種鳥類の頭部,翼,脚を種間比較する.鳥たちの系統関係に思いを巡らせ,手に汗握る勢いで,思わずメスの刃まで握ってしまった参加者の傷を消毒する.そうこうするうちに,2時間はあっという間に過ぎていた. 死体を解剖し,観察する.そこには,生体からは得ることのできない様々な情報が隠されている.しかし,それを充分に味わうには2時間は余りにも短い.講師が実習形式に不慣れなこともあり,参加いただいた方には不満もあったことと思う.しかし,円滑な進行のため,全員が快く主催者の指示に従ってくれた.その協力のおかげで,大きな事故もなく閉会することができた.参加いただいた方に主催者一同より感謝の意を表させていただきたい.本当にありがとうございました.講師一同の解説は拙くも,死体の持つ本物の情報量は実感していただけたのではないかと思う.そして,やむなく参加をお断りさせていただいた方々とは,また別の機会に『死体鳥類学』をご一緒させていただければと,心より切望している(写真4).最後に,忙しい中,快く実習室の利用準備を整えてくれた事務局のみなさんに心からのお礼を申し上げたい. 2005年9月17日26:00,松本市.死体鳥類学実習打ち上げにて.「そうだ,来年の自由集会は・・・ (つづく)「♪♪女ひとり、蝦夷地で大きなトリを見る♪♪」早矢仕有子(札幌大)
2005.9.17 (18:30〜20:30) 於 信州大学総合教育センター 北海道で長期間にわたり、猛禽類を対象として研究を進めてきた3人による話題提供を中心に、生息地を失い個体群が衰退しつつある猛禽類の保護管理のための基礎研究の重要性、とりわけ個体群の継続的モニタリングの重要性を再確認し、話題提供者が抱えている保護上の悩みを共有しあう集まりとなった。本自由集会の当初の目的のひとつは、長寿の大型鳥類とじっくり向き合うことの楽しさを、(とくに若手、しかも女性に向けて)披露しようというものでもあったのだが、この点に関しては成功しなかった・・・と思う。 話題1:岩見恭子(上士幌町立ひがし大雪博物館)「十勝地方における猛禽類の生息環境」 農耕地に生息する猛禽類の多くは樹上で営巣するため適当な樹木が必要であり、さらに子育てするためには餌の確保や天敵を避けるため、ある程度の面積をもつ林がなくてはならない。十勝地方に点在する小規模面積の林地には、トビ、ノスリ、オオタカ、ハイタカ、ツミといった猛禽類が繁殖しているが、かれらの営巣林はいつ何時、耕地開発や道路工事、開発事業によって伐採されるかわからない状況にある。猛禽類保護というと関心は希少種に向けられがちだが、このような人里近くに生息する(今はまだ)比較的個体数の多い種こそ、これ以上の生息環境破壊を食い止め、希少種化への道を食い止める必要があるのではないだろうか。 彼らの生息環境を守るためにはその生息地に関する情報を、少なくとも地元自治体と共有する必要がある。あらかじめ営巣地の詳細な位置情報を自治体に知らせた上で、開発計画が持ち上がった際に研究者と行政が保全計画を話し合うのが望ましい姿なのかもしれない。しかし一方で、オオタカをはじめとする希少猛禽類などについては、情報が漏洩することで営巣場所への立ち入り行為を誘発し、繁殖妨害などの危険性をともなう可能性がある。このようなリスクをおかして繁殖地を公開するべきか、または繁殖地を公開しないで計画を察知した場合に保全対策を話し合う方法を考えるべきなのか。自治体と連携して猛禽類の生息地を保存するための指針を作成する必要性を感じている。 話題2:白木彩子(北海道大学大学院地球環境科学研究院)「オジロワシの生息環境を取り戻すために」 オジロワシが自力で生きることができる自然環境、すなわちサケマスが遡上することで河川での越冬が可能な環境を保全すること、それこそが北海道の生態系において上位捕食者として存在する、オジロワシ個体群の保全策として重要であろう。 話題3:早矢仕有子(札幌大学法学部)「シマフクロウのためだけではなく・・・」 幸いなことに、シマフクロウに関しては、限定されてはいるが、生息環境の復元も着手され始めている。しかし、核となる繁殖つがいのテリトリーに限定された保全および復元だけでは、個体群の現状維持は辛うじて当面可能かもしれないが、次世代の個体群を確保することはできず、将来的な個体群衰退すなわち絶滅への道のりを防ぐには不十分なのは自明のことである。残念ながら、いまだ若鳥の分散経路の確保、および、過去の生息域における環境復元は優先度の高い保護策として位置づけられていない。 ならば、他の絶滅危惧種の力も借りられないだろうか?たとえば、シマフクロウの場合、主食が魚類で共通する大型海ワシ類のオジロワシやオオワシと組み合わせることで、核となる生息地と、コリドーやバッファーを含めた保全が可能なのではないか?そして、それは結果として、海岸部分から河川上流部まで森林を含んだ河川生態系の包括的保全へ繋がるのではないか・・・まだ「おはなし」段階だが、複数の大型絶滅危惧種の保全策を同時並行的に進めることで、各種を現在より効果的に保護することができるのはもちろん、結果的には、絶滅危惧種自体より貴重な「生態系まるごと」を保全することに成功するのではないか・・・と夢を見ている。 受付日2005.10.24
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音声データベース構築の提言兵庫県 黒田治男
2004年度大会から鳥の音声を題材に自由集会や一般講演(口頭発表やポスター発表)が少しずつですが多くなってきているように思われます。音声を扱う場合に、まず、素材を得るための録音が大事です。どのような調査方法をとるべきか、どのような手法で解析できるのか悩んでいる方も多いのではないかと思われます。また、たくさんの重要な音声データは集めても論文を書き終えれば、個人でどこかにしまい込まれ、論文には引用されますが元の音声データの復活はなくなります。すでに、日本動物行動学会では、映像データベースMOMOが構築され、動物行動の研究で記録された映像を集積し、広く公開するためのデータペースがインターネットで公開されています(http://www.momo-p.com/)。しかし、音声のデータベースはあまりありません。録音された鳥類の音声データには、鳥類モニタリングや環境教育、自然保護へとつながるデータが一杯含まれていると思われます。ただ、音声データをたくさん集めていても宝の持ち腐れ状態に思い、日本鳥学会においても音声データの活用を考えた鳥類音声データベースを構築できればと願っています。 受付日2005.10.12
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鳥学通信(創刊号)を楽しんでいただけたでしょうか。創刊号は2005年度大会の自由集会報告を中心に企画しました。前身の日本鳥学会HP委員会の発足時から、廃止された「鳥学ニュース」の代わりになるものを掲載したいという気概だけはありましたが、これまでは学会誌や事務局のお知らせなどの情報更新で終わっていました。編集員に立教大の山口さんというWeb世代の新しい人材をリクルートできたのと、広報委員会への変身に機を応じて「鳥学通信」を創刊することができました。 |
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鳥学通信 No.1 (2005年11月1日) 編集・電子出版:日本鳥学会広報委員会 永田尚志(編集長)・山口典之(副編集長)・
亀田佳代子・時田賢一・百瀬 浩・和田 岳
Copyright (C) 2005 Ornithological Society of Japan |