鳥の魅力の一つに、美しく多彩な鳴き声があります。 鳴き声は、鳥同士のコミュニケーションに使われますが、視覚的なディスプレイなどと違い、動物の行動の中でも定量的な分析が容易で、研究が進んでいる分野です。
しかし、日本の鳥の鳴き声は残念なことにあまり研究が進んでいません。 つまり、アマチュアの研究者が活躍するチャンス!といえるでしょう。
鳥の声の分析は、マイクと簡単なレコーダー、パソコン位の道具があれば誰でも行えます。 この講習では、無料のソフトウェアを使って鳥の鳴き声を分析し、サウンドスペクトログラム(声紋)を表示したり、時間や周波数の計測を行ったりするための方法について学んでいただきます。
食と農の科学館(つくばリサーチギャラリー) http://trg.affrc.go.jp/
今年も大会と連結しての開催ですが、会場は茨城県つくば市となります。
会場へは、JR常磐線(上野〜牛久55分前後、バス19分)または、つくばエクスプレス(秋葉原〜みどりの45分前後、バス13分)が便利です。
食と農の科学館のサイトにバス時刻表があります。
参加をご希望の方は、下記の申込先までメールでお申し込みください。定員に達し次第、締め切らせて頂きます。
参加者は日本鳥学会会員に限ります。非会員の方は開催までにご入会ください。
今回の講習会では、ノートパソコンに予めソフトウェア(無料)をインストールして持参してください。
若干の台数は準備がありますので、持参するノートパソコンのない方は、申し込み時にお申し出ください。
ソフトウェアの操作はお手伝いしますので、使用経験が無い方も気軽にご参加ください。
東淳樹(azuma@iwate-u.ac.jp、鳥学会企画委員会)