2026年度伊藤基金によるIOC参加補助金の申請募集
日本鳥学会は,2026年10月にメキシコ,カンペチェで開催される第29回国際鳥類会議(IOC2026)に参加し研究発表をする若手会員に補助金を交付します.補助金交付を希望される方は下記要項に従いふるってご応募下さい.今回は,渡航する参加者については,一人当たり25万円を4名,合計100万円を目処に交付する予定です.審査は学会賞選考委員会が行い、理事会に推薦し、決定します.選考は発表内容(IOCへ提出したabstractおよび和文要旨)を60点,補助金を必要とする理由を20点,過去5年間の発表論文を20点満点で評価します.
記
申請資格: IOCで研究発表(口頭・ポスター・シンポジウム)を行う日本鳥学会会員で2026年末日に40歳未満の者.ただし他の機関等から会議参加に際して10万円以上の公的補助を受ける者および過去に本助成を受けた者をのぞく.
発表テーマ:鳥類学に関するもの.
申請書: 指定の様式(ダウンロード)に氏名・生年月日・住所・電話・e-mail・所属または職業ならびに身分・補助金が必要な理由(経済的理由およびIOCでの発表を望む理由)・研究歴・過去5年間の主な発表論文(学会発表を含んでもよい)・IOCでの発表形式(口頭・ポスター・シンポジウム)を明記すること.なお,補助金が必要な理由には,他機関からの助成を得られにくい状況があれば具体的に記述すること.
申請方法: 申請書と,IOCに提出する発表題目と英文abstract,および発表題目の和訳と発表内容の詳細を記した和文要旨(1,200文字以内)を学会賞選考副委員長にe-mailで提出すること.なお,和文要旨への図表の添付は1枚以内(図表は文字制限に含めない)とする.申請書様式は学会ホームページよりダウンロードして用いること.
申請締切:2025年10月31日必着.可能な限り余裕を持って応募すること.
審査: 1編の優れた論文を基に研究内容のオリジナリティ,鳥類学における重要性,将来性などを評価して学会賞選考委員会が審査を行ない,理事会に推薦し,決定する.2025年6月中旬に応募・推薦者に結果を通知する予定.
申請先:
学会賞選考委員会副委員長 江田真毅(edamsk@museum.hokudai.ac.jp)
申請の受け取りはメールで連絡しますので,もし受け取り確認メールが届かない場合はご連絡下さい.
選考結果の通知: 2025年12月末日までに申請者に選考結果および理由を通知する予定.なお選考結果の概要は学会ホームページ等で公表予定.
報告: 補助金交付を受けた者は,学会賞選考委員会に報告の義務を有する.報告の体裁は被交付者に追って通知する.報告は日本鳥学会誌および鳥学通信で公開される.
注)補助金交付を受けたにもかかわらずIOCで発表しなかった場合,申請書に虚偽があった場合は補助金を返却していただきます.また,開催方式が対面からオンラインに変更になった場合は助成金額も変更します.
学会賞選考委員会
これまでの助成者
助成者一覧
2023年 (応募無し)
2022年 (応募無し)
2018年 青木大輔,澤田 明 (開催地:カナダ,バンクーバー)
2014年 長谷川 克,一方井祐子,石井絢子,風間健太郎,西田有佑 (開催地:日本,東京)
2010年 松井 晋,森 さやか,森口紗千子 (開催地:ブラジル,カンポス・ド・ジョルダン)
2006年 齋藤武馬,染谷さやか (開催地:ドイツ,ハンブルグ)
2002年 遠藤菜緒子,水田 拓 (開催地:中国,北京)
1998年 山口恭弘 (開催地:南アフリカ,ダーバン)
1994年 濱尾章二,堀田昌伸,成末雅恵,浦野栄一郎 (開催地:オーストリア,ウィーン)
1990年 江崎保男,永田尚志,中村雅彦 (開催地:ニュージーランド,クライストチャーチ)