鳥学通信、月二報を維持しようとしている三上です(今月はまだ一報なので、がんばっています)。
さて大晦日です。大晦日といえば、卒論だったり修論だったりするのではないでしょうか。私も、修士2年のときは、大学で新年を迎えた気がします。今は、あんまりそういうことをすると問題になったりするので、みなさんはそこまではしていないかもしれません。
そんな苦労をしているかもしれない学生のみなさまに情報を2つ。
英名と学名を調べる
1つは英名や学名です。
鳥の論文を書いているときに面倒なのが英名や学名です。研究対象1種ならいいのですが、何種も出てきたりするとその都度、調べるのが面倒です。鳥類相を調査したり、あるいは引用したりする際に、一覧にしなくてはならない場合も出てきます。そういうときは以下のようなところで調べると早いです。
バードリサーチの鳥名リスト
https://www.bird-research.jp/1_shiryo/index.html
IOCのLife List
学名は、最終的には、鳥類目録を確認するのも忘れずに。
なお繁殖している鳥に限られてしまいますが、学名やその他の生態情報を調べる際に、JAVIANデータベースもとても有用です。
http://www.bird-research.jp/appendix/br07/07r03.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/birdresearch/7/0/7_0_R9/_article/-char/ja/
ちなみに私は一覧とか作るときの手間を省くために、エクセルで適当に作ったファイルを持っています。何かの役に立つかもしれないので添付しておきます(注意!:マクロとか埋め込んだりませんし、ウイルスチェックもしましたが、使用に際して不利益があっても責任はもちませんので、ご注意ください)。
標準和名から学名と英名を調べる_20211231.xlsx
1つめのシートのA列に標準和名を入れると、横に英名や学名のリストがでます。これを作成する際に、バードリサーチの鳥名リストとIOCのLife Listを使っています。分類の変更などによってIOCのほうの学名や英名が出てこない場合もありますが、その場合はIOCのリストを詳しく読むとだいたい解決します。
引用文献のページ数を表す横棒
もう1つは「横棒」の問題です。
引用文献を作る際にはEndNoteなどの便利なアプリがありますが、学部4年生は、そのアプリを使いこなすこともなく卒論を書くことになるでしょう。となると引用文献を手打ち入力(なんか美味しそう)しなくてはならなくなります。そんなときに迷うのが横棒です。
論文を引用して、100ページから120ページと示したいときに、横棒はたくさんあって、どれを使うのが正しいのか迷います。たとえば、このように。
100-120
100‐120
100–120
100—120
上から、マイナス、ハイフン、エヌダッシュ、エムダッシュと呼ばれる記号です(正確に表示されているかどうかはわかりません)。ほかにも横棒はいろいろあってとかく面倒です。このうち「間(つまりページの間)」を表す記号は3つ目のエヌダッシュです。
エヌダッシュは、MS Wordで書いていて、テンキーがあって、Winであれば、Ctrlキーを押しながら、マイナス記号を押すと出てくるはずです(Macの場合は、Ctrlキーの代わりにOptキー)。ノートPCの場合はテンキーがないのでNumLkキーを使ってやればいいはずです。
ここでも条件を書きながら説明したように、実際にエヌダッシュをどうやって書くかは、OS、アプリ、キーボードなどの複数の要因が関わってきます。詳しくは、自分の使用環境を把握して検索してみてください。一回だけ書いて、後は使いまわすといいですよ。
では、体調を崩さないように論文作成をがんばってください。