広報委員長交代のご挨拶
広報委員会 長谷川 理
広報委員長交代の挨拶を執筆するにあたり、前任の上沖正欣さんが
なるほど、これまで本委員会の主な業務がホームページの更新やサ
私はIT技術に特別詳しいわけではなく、委員長就任にあたっては
また、現在は名称も「広報委員会」となっていますので、サーバー
どうぞよろしくお願いいたします。
なお、写真は記事の内容とは直接関係ありませんが、前任の上沖さ
日本鳥学会および鳥類学に関する記事を配信しています
広報委員会 長谷川 理
広報委員長交代の挨拶を執筆するにあたり、前任の上沖正欣さんが
なるほど、これまで本委員会の主な業務がホームページの更新やサ
私はIT技術に特別詳しいわけではなく、委員長就任にあたっては
また、現在は名称も「広報委員会」となっていますので、サーバー
どうぞよろしくお願いいたします。
なお、写真は記事の内容とは直接関係ありませんが、前任の上沖さ
作山宗樹(第39回日本鳥類標識協会全国大会実行委員会事務局
/日本鳥類標識協会/日本野鳥の会もりおか)
昨年11月8日に岩手県盛岡市で、第39回日本鳥類標識協会全国大会開催記念公開シンポジウム「鳥を調べ、鳥に学ぶ」を行いました。
日本鳥学会から津戸基金の助成を頂き、お陰様で無事に開催できましたことに深く御礼申し上げます。
当初2020年に行う予定であった本大会は、コロナ禍による中止を経て、5年越しで実現にこぎつけました。コロナ禍を挟んで社会情勢は多方面で変わり、特に各地でこれまで休止や延期されていたイベント開催が集中したことで会場の確保が難しくなり、また物価高の影響で当初の見込みよりも会場借用費や交通費等が値上がりする中、助成を頂けたことで憂慮なく開催することができ、大変助かりました。
岩手を含む北東北では、鳥類に関する講演など一般向けの学術的なイベントが開かれる機会は少ないのですが、それでも岩手県在住の生態学研究者で構成される岩手生態学ネットワークの方々が年に1~2回生態学関連の講演会を開催されており、生態学に関心をお持ちの方は県内に潜在的に多数いらっしゃると思われます。
そのような中、大会誘致を機に鳥類を主題としての自然を調べる面白さ、興味深さを広く一般の方に伝えられる場を設けられたらと考えました。特に標識協会のシンポジウムなので、鳥類を捕獲して初めて明らかになることを中心に据えて各講演者に依頼いたしました。聴いた方が生物の生態や行動、進化などに関心を持って頂くことを目的としました。
会場となったJR盛岡駅西口の県営施設キオクシアアイーナ会議場にはスタッフを含め、120名の参加がありました。参加された方々からは「とても面白く、ためになる話だった」、「楽しく有意義な時間を過ごせた」等々の言葉を多数いただき、開催の趣旨を皆様にご理解いただけたものと感じられました。
シンポジウムには4名の演者をお招きしました。最初の三上かつらさん(NPO法人バードリサーチ)は青森県下北半島のイスカの不思議な生態と形態について紹介されました(一部の内容は後日NHK「ダーウィンが来た!」で放映されました)。続く成田章さん(ウミネコ繁殖地蕪島を守る会(青森県立八戸聾学校))は、八戸市の蕪島で営巣するウミネコの生態について、お父上(成田喜一氏)から続く60年に亘る長期の標識調査から明らかになったことをお話頂きました。近年は地元の高校生との共同調査を始められるなど、ウミネコの保全活動の継続にも重点を置かれています。菅澤颯人さん(岩手大学獣医学部)は鳥類に寄生し、病原体(原虫)のベクターとして注目されるシラミバエの特殊な生態について、まだ未解明な部分が多い中、基礎的な生活史の把握と調査手法の開発に取り組まれているという話を、最後に高橋雅雄さん(岩手県立博物館)はオオセッカやオオヨシキリなど草原に棲む小鳥類の生態について、特に繁殖地への帰還率に着目した講演を頂きました。多岐にわたる話題を参加者皆様が熱心に耳を傾けられていたのが印象的でした。シンポジウムの要旨は日本鳥類標識協会のwebサイト(https://www.birdbanding-assn.jp)から閲覧やダウンロードできますので、ぜひご覧ください(同サイトの全国大会のページから第39回大会を選択してください)。
開催に当たり、近隣県を含む野鳥の会各支部や生態学関連、地域の自然史、自然観察活動等に関わる団体・行政機関・博物館施設等から後援を頂き、宣伝活動をご支援頂きました。また、この繋がりを活用したいと考え、シンポジウム受付横にブースを設置し、いくつかの団体の今後のイベントや会員募集などのフライヤーを置き、交流や情報交換の場としました。最後にその後援団体のお名前を紹介させて頂きます。青森自然誌研究会/秋田自然史研究会/岩手県立博物館/岩手生態学ネットワーク/環境省東北地方環境事務所/公益財団法人宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団/自然観察指導員ネットワーク岩手/東北鳥類研究所/特定非営利活動法人おおせっからんど/日本野鳥の会青森県支部/日本野鳥の会秋田県支部/日本野鳥の会北上支部/日本野鳥の会弘前支部/日本野鳥の会もりおか/日本野鳥の会宮城県支部/日本野鳥の会宮古支部の16団体・機関です。
また、日本鳥学会の学会賞選考委員会(当時)の堀江様、早矢仕様からは数々のご教示を頂きました。ありがとうございました。