2024年度「NHK アーカイブス学術利用」公募開始のお知らせ

NHKアーカイブス学術利用事務局より下記のお知らせがありました。

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NHKでは、アーカイブス保存の映像・音声を学術研究に利用していただく研究を募集しています。採択研究者は、東京・NHK 放送博物館、埼玉県川口・NHK アーカイブス、大阪放送局の閲覧室で希望のコンテンツを閲覧することが出来ます。

  • 2024年度閲覧期間:2024年10月~2025年3月 (1組30日まで利用可)
  • 対象者:大学、高等専門学校、公的研究所所属の職員・研究者、大学院生
  • 締め切り:2024年8月19日
  • 募集数:放送博物館 6 組、NHK アーカイブス 4 組、大阪放送局 2 組

応募要項はホームページをご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/archives/academic/

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(2024年6月25日 事務局)

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プロ・ナトゥーラ・ファンド助成募集のご案内

公益財団法人自然保護助成基金より下記お知らせが来ています。是非応募をご検討ください。

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自然保護に資する研究・活動に助成を行う2024年度プロ・ナトゥーラ・ファンド助成の募集について以下の通りご案内いたします。

◆応募期間:2024年6月3日(月)~7月11日(木)18:00

◆助成対象カテゴリー
A.国内研究助成・・・日本国内における自然保護の基礎となる調査・研究
B.国内活動助成・・・日本国内における自然保護のための保全・普及・啓発活動
地域NPO活動枠・・・日本国内の地域のNPOによる自然保護のための保全・普及・啓発活動
C.海外助成・・・開発途上地域における自然保護のための調査・研究、および教育・普及・啓発活動
D.特定テーマ助成①・・・「絶滅が危惧される植物(種あるいは群生地)の保全に関する研究・活動」
D.特定テーマ助成②・・・「河口域および海浜等の沿岸域の生物多様性保全に資する研究・活動」

◆応募資格:3人以上のグループ

◆助成期間:2024年10月1日から1年間(カテゴリーによっては2年間)

◆助成金額:100万円(カテゴリーによっては200万円)

◆応募方法:https://sys.pronaturajapan.com/app/にアクセスし、メールアドレスを登録してシステム上で申請してください。

◆問い合わせ先:office@pronaturajapan.com

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(2024年5月30日 事務局)

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千葉県職員採用選考のお知らせ

千葉県より「令和6年度 職務経験を受験資格とする千葉県職員採用選考考査」の案内が届いています。詳細は下記URLをご覧ください。

【千葉県ホームページ】

職務経験を受験資格とする千葉県職員採用選考考査(心理・児童福祉司・児童指導員・保育士・獣医師・学芸員・生物)
受験案内(令和6年7月実施分)
https://stg3.pbl.pref.chiba.lg.jp/cj-jinji/jinji/saiyou/senkoukousar60707zidouhukushihoka.html

・受付期間:~令和6年6月14日(金曜日)午後5時
・考査日 :令和6年7月7日(日曜日)

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(2024年5月24日 事務局)

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第15回日本学術振興会育志賞学会長推薦について

優秀な大学院博士課程学生を顕彰することを目的とした、日本学術振興会育志賞の第15回(令和6(2024)年度)推薦募集が始まります。

日本鳥学会で 2名までを学会長推薦できます(ただし推薦が男性のみの場合は1名まで)。推薦を希望される 方は必要書類を下記の要領にてお送りください。尚、応募条件・必要書類等の要項については以下をご覧ください。
https://www.jsps.go.jp/file/storage/j-ikushi-prize/bosyu/R6/r6ikyoukou.pdf

1. 学会事務局への提出締切
4 月 28日(日)(PDFファイル提出)

2. 提出書類
「推薦書」「推薦理由書 A・B」「研究の概要等」の原本を1部ずつ。
※「推薦書」の1ページ目については、様式2(1ページ目)見本を下記URLから入手し、専門分野、候補者欄および博士課程の研究テーマ(和文・英訳)(2から 10までと、推薦理由書作成者2名の欄)を記入してください。
様式一覧
https://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/yoshiki.html
記入要領
https://www.jsps.go.jp/file/storage/j-ikushi-prize/furoku/R6/r6ikyouryou.pdf

3.提出先
〒005-8601 北海道札幌市南区南沢5条1丁目1-1
東海大学札幌キャンパス 生物学部生物学科
一般社団法人日本鳥学会事務局 松井 晋
E-mail: smatsui@tokai.ac.jp

4.その他
E-mail等でPDFファイルをご送付ください。

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(2024年4月4日 事務局長)

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Rで描く地域メッシュを使った分布図

上沖正欣(広報委員・日本野鳥の会愛媛)

リュウキュウサンショウクイ
全国的に分布を拡大しているリュウキュウサンショウクイ(撮影:上沖)

これまで鳥学通信や鳥の学校では、Rを使った解析方法を紹介してきました。

統計解析ツールとしてのイメージが強いRですが、作図ツールとしても便利です。今回はRで下図のような地図を描く方法を紹介します。

Rを使って描画したリュウキュウサンショウクイの愛媛県内の記録地点
Rを使って描画したリュウキュウサンショウクイの愛媛県内の記録地点(会員の居住地に偏っていることに注意)

現在、鳥学会では日本鳥類目録8版の出版を目指していますが、私の所属している野鳥の会愛媛でも愛媛県鳥類目録を作成中です。会員から50年近く収集している野鳥情報が18万件ほどあり、3次メッシュを利用して記録を収集していたため、このデータを何とか活用できないかと考えました。

10年ほど前に調べた時にはRで地域メッシュを描画するには沢山コードを書かねばならず、GISでも操作が煩雑で、面倒臭がりの私はすぐ挫折してしまった記憶があります。しかし、2017年にjpmeshという便利なパッケージが公開され、簡単に地域メッシュをRで描けるようになりました(改良版のjpgridもあります)。

日本野鳥の会愛媛のウェブサイトにRで地域メッシュの地図を描く方法を公開したので、参考にしてみてください。統計知識不要、コピペして実行するだけで勝手にRが地図を描いてくれるので、Rはなんだかとっつきにくくて使ったことがない・・・という人がRを使うきっかけになれば幸いです。全国鳥類繁殖分布調査のデータも、メッシュデータが公開されているので(植田ら 2021)、このコードを少し改変すれば、調査報告書にあるような分布図を自分でも描けるようになります。

もしRでエラーが出たら、今話題のChatGPTGoogle GeminiなどのAIに何が原因か聞いてみてください。きっと的確に、そして親切にどこを修正すべきか教えてくれます(ネット上の膨大な情報を自分で探さなくてよいので、大学院でプログラミングの課題をこなしていた時に随分お世話になったQ&AサイトのStack Overflowはすっかり使用頻度が減ってしまいました・・・勿論AIの情報を過信してはいけませんが、本当に便利な時代になったものです)。

私自身Rを使いこなしている訳ではないので、もっとこうしたほうが良い、というコメントがあれば、是非 koho [at] ornithology.jp までお願いします。その他、研究に役立つコードやソフトウェア・調査道具の情報もお待ちしています。

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第21回日本学術振興会賞受賞候補者の会長推薦について

我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させるためには、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を早い段階から顕彰し、その研究意欲を高め、研究の発展を支援していく必要があります。この趣旨から日本学術振興会は、平成16年度に日本学術振興会賞を創設しました。
https://www.jsps.go.jp/jsps-prize/gaiyo.html

機関長推薦として、日本鳥学会会長の推薦を希望される方は、必要書類を下記の要領にてお送りください。応募条件・必要書類等の要項については以下をご覧ください。尚、女性候補者の積極的な推薦を依頼されています。
https://www.jsps.go.jp/file/storage/j-jsps-prize/bosyu/R6/r6youkou.pdf

1. 学会事務局への提出締切
3 月 25日(月)提出締切
※推薦希望の方は、メールにてまずはご一報いただけますと幸いです
※メール添付にて締切日までに提出書類をお送りください

2. 提出書類
https://www.jsps.go.jp/j-jsps-prize/yoshiki_01.html
様式2(1ページ目※と2ページ目)のワードファイル
様式3~4のPDFファイル
様式4別紙と業績資料のPDFファイル
※様式2の1ページ目の「推薦機関又は推薦者」は事務局で記載します

3.送付先
〒005-8601 北海道札幌市南区南沢5条1丁目1-1
東海大学生物学部生物学科
日本鳥学会事務局 松井 晋
E-mail: matsui "at" ornithology.jp ("at" を@に変更してください)

4.その他
〒005-8601 北海道札幌市南区南沢5条1丁目1-1
各様式の提出書類は(ワードファイル、PDFファイル)のメール添付で日本鳥学会事務局までお送りください。

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(2024年3月7日 事務局長)

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日本動物学会女性研究者奨励OM賞、動物学教育賞、茗原眞路子研究奨励助成金のご案内

公益社団法人日本動物学会より、日本動物学会女性研究者奨励OM賞、動物学教育賞、茗原眞路子研究奨励助成金の案内が届いています。
詳細は下記のホームページをご覧ください。

日本動物学会女性研究者奨励OM賞
https://www.zoology.or.jp/about/others/om
2024年度「応募締切」2024年3月31日(日)正午

動物学教育賞
https://www.zoology.or.jp/about/others/education
2024年度「応募締切」2024年3月31日(日)正午

茗原眞路子研究奨励助成金
https://www.zoology.or.jp/about/myoharafund
2024年度「募集期間」2024年4月1日(月)~5月7日(火)正午

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(2024年2月25日 事務局)

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タカラ・ハーモニストファンド自然保護研究助成金の募集について

公益信託タカラ・ハーモニストファンドより、「タカラ・ハーモニストファンド自然保護研究助成金」の募集案内が届いております。
2024年度の募集(3月末日締切)の詳細は、以下のHPをご確認ください。 https://www.takara.co.jp/environment/fund/yoko.html

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(2024年2月25日 事務局)

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一般社団法人日本鳥学会 定款の公開について

一般社団法人日本鳥学会の定款をホームページに公開しました。任意団体日本鳥学会が制定し、一般社団法人日本鳥学会の設立日(2024年1月4日)の前日まで有効であった規則類は、当分の間、効力を有します。ただし、一般社団法人日本鳥学会の定款の条規に反する定めは無効とします。

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(2024年2月22日 事務局長)

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鳥学通信が新しくなりました

(広報委員長 上沖正欣)

鳥学通信の前身は1975年12月から2001年12月(No. 81)まで発行されていた鳥学ニュースです(当初は「鳥学会ニュース」、1983年のNo. 11から「鳥学ニュース」に改名)。和文誌のフォーラムが開始されてからはしばらく休刊となっていましたが、2005年に広報委員会が新設されたのを機に日本鳥学会ウェブサイト上で「鳥学通信」として再開されました。2015年10月からは「さくらのブログ」で配信してきた鳥学通信ですが、利便性の向上を目的に、今後は再び学会ウェブサイト内で新たにWordPressを導入して配信することとなりました。

「さくらのブログ」旧記事については既に移行済みです。旧ページへリンクされている方がいらっしゃいましたら、更新をお願い致します。

現在では個々人がウェブサイトやSNSを使って自由に情報発信をおこなうのが当たり前の時代となっています。しかし、そうしたプラットフォームは検索されにくかったり古い情報が埋もれてしまうことが多々あります。鳥学通信は事務連絡だけでなく、鳥学会会員の皆様の情報発信や交流の場として、研究に関すること以外にもイベント告知や参加報告、便利道具の紹介など、鳥学に関する情報を幅広く扱う、有益なプラットフォームにしていきたいと考えています。何かネタをお持ちでしたら、気軽に広報委員会 koho[at]ornithology.jp まで記事を書いて送って下さい。

来年2025年には50周年を迎えます。引き続き、宜しくお願い申し上げます。

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